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健診で血圧が高いと言われたら|高血圧の数値と注意点を解説

[2026.01.17]

健康診断で「血圧が高めですね」と指摘され、不安に感じている方は少なくありません。ただし、血圧は測定時の状況や体調によって変動しやすく、一度の健診結果のみで高血圧と判断されるわけではありません

この記事では、健診で指摘されやすい高血圧の数値の目安や注意点、受診を検討するタイミングについて、内科・腎臓内科の視点から専門的に解説します。

健診で血圧が高いと言われたら

健診では、限られた時間や環境で血圧測定が行われます。そのため、

  • 測定時の緊張
  • 測定前に歩いた・急いでいた
  • 慣れない環境での測定

といった理由で、一時的に血圧が高く出ることがあります。

健診で高めの数値を指摘された場合でも、すぐに治療が必要と決まるわけではありません。まずは「どの程度の数値なのか」「継続して高い状態かどうか」を落ち着いて確認することが大切です。

高血圧の診断基準

血圧は次の2つの数値で表されます。

  • 収縮期血圧:心臓が収縮したときの圧(上の血圧)
  • 拡張期血圧:心臓が拡張したときの圧(下の血圧)

高血圧の数値の目安(診察室血圧・家庭血圧)

日本高血圧学会の一般的な基準では、血圧は以下のように分類されます。

※診察室血圧または家庭血圧のいずれか一方が該当すれば、その分類として考えます。

健診で血圧が高く出やすい理由

健診時には、緊張や環境の影響で血圧が上がりやすいことがあります。このような状態は「白衣高血圧」と呼ばれることもあります。

一方、家庭で落ち着いて測定した血圧(家庭血圧)では正常範囲というケースも少なくありません。一般的に、家庭血圧では 135/85mmHg以上 が続く場合に高血圧が疑われるとされています。

健診結果と家庭血圧の両方をあわせて判断することが重要です。(家庭血圧の測定方法については、当院「家庭血圧の測り方ページ(内部リンク:仮)」もご参照ください)

高血圧を放置することの危険性

高血圧は自覚症状がほとんどないまま経過することが多いとされています。一般的には、血圧が高い状態が長く続くことで、

  • 心臓
  • 腎臓

などに負担がかかり、脳卒中、心不全、腎機能低下などのリスクと関連することが報告されています。

ただし、すべての方に同じ影響が起こるわけではなく、進行やリスクには個人差があります。早い段階で数値を把握し、必要に応じて医療機関で評価を受けることが大切です。

高血圧の数値と受診の目安

次のような場合は、一度医療機関での相談が勧められます。

  • 健診で 140/90mmHg以上 を指摘された
  • 再検査や受診を勧められた
  • 家庭で測っても 135/85mmHg以上 の数値が続く

また、強い頭痛、胸の痛み、息苦しさ、しびれなど、普段と違う症状を伴う場合は、自己判断せず早めに医療機関へ相談してください。

内科・腎臓内科での高血圧の評価

医療機関では、単に血圧を測るだけでなく、次のような評価を行います。

  • 繰り返しの血圧測定
  • 血液検査尿検査
  • 腎臓の働きの確認

腎臓は血圧調整に深く関わっており、腎臓の状態が血圧に影響する場合や、高血圧が腎臓に負担をかける場合があります。(検査内容の詳細は、当院「検査案内ページ(内部リンク:仮)」をご参照ください)

日常生活で気をつけたいポイント

高血圧の管理では、生活習慣の見直しも重要とされています。

  • 食塩摂取量を意識する
    一般的には、男性7.5g未満/女性6.5g未満、高血圧では1日6g未満が目標とされることがあります。
    まずは「汁物を残す」「かけ醤油を控える」など、無理のない工夫から始めましょう。
  • 適度な運動を継続する
  • 体重管理を心がける

ただし、自己判断で極端な制限を行うことは避け、不安がある場合は医師に相談することが大切です。

健診で血圧が高いと言われた方へ

健診結果の数値は、体からの大切なサインの一つです。過度に心配しすぎる必要はありませんが、数値の意味を正しく理解し、放置しないことが重要です。

「今の状態を一度確認したい」「詳しく相談したい」と感じた場合は、医療機関に相談するという選択肢もあります。

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健診で血圧を指摘され、不安を感じている方は、内科・腎臓内科での相談が可能です。

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記事執筆者

第二服部医院 院長 宮内 隆政

略歴

  • 平成21年 東邦大学医学部医学科 卒業
  • 平成21年〜 東邦大学医療センター佐倉病院
  • 平成23年〜 東邦大学医療センター 腎臓内科(都立墨東病院救急・救命センター、国立病院機構東京病院 呼吸器科で研修)
  • 平成24年〜 東京ベイ浦安市川医療センター 総合内科
  • 平成26年〜 東京ベイ浦安市川医療センター 腎臓・糖尿病内分泌科
  • 平成27年〜 聖路加国際病院 腎臓内科
  • 平成30年〜 Cedars Sinai Medical Center
  • 令和1年〜令和2年 ユアクリニック秋葉原
  • 令和1年〜 聖マリアンナ医科大学病院 腎臓高血圧内科 登録医

所属学会
日本内科学会、日本プライマリケア学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本臨床腎移植学会、日本高血圧学会、外来小児科学会、米国内科学会、米国腎臓学会、国際腎臓学会

資格

  • 総合内科専門医
  • 腎臓専門医
  • 透析専門医
  • 日本プライマリケア学会認定医
参考情報・出典
  • 日本高血圧学会:高血圧治療ガイドライン2019 一般向け解説
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット:高血圧、減塩に関する解説
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