手足のしびれは糖尿病のサイン?循環器内科が原因と対策を解説
「最近、足の先がジンジンする」「手のひらがピリピリとしびれる感じがする……」 このような症状を感じたとき、「疲れのせいかな?」と放置してしまっていませんか?
実は、手足のしびれは、身体が発している重大なサインかもしれません。特に、糖尿病や血管の病気が隠れている場合、放置すると日常生活に支障をきたすほど進行してしまう恐れがあります。
本記事では、江東区東陽・木場エリアで地域医療を支える「第二服部医院」が、手足のしびれの原因と受診の目安、そして循環器内科・糖尿病内科の視点からの対策について詳しく解説します。
その「手足のしびれ」、放置しても大丈夫?
日常生活の中で、正座をした後のような一時的なしびれであれば、過度に心配する必要はありません。しかし、以下のような場合は注意が必要です。
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何もしていないのにしびれる
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徐々にしびれる範囲が広がっている
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数週間以上、症状が続いている
しびれの原因は多岐にわたりますが、内科領域で特に見逃せないのが「生活習慣病」です。特に糖尿病や高血圧、脂質異常症を背景としたしびれは、自覚症状が出たときにはすでに病状が進行しているケースも少なくありません。
「これくらいで病院に行ってもいいのかな?」と迷われる方も多いですが、しびれは「神経」や「血管」からのSOSです。早期発見・早期治療こそが、将来の合併症を防ぐ唯一の道となります。
手足のしびれと糖尿病の深い関係
手足のしびれの原因として、最も頻度が高く、かつ注意が必要なのが「糖尿病性神経障害」です。
なぜ糖尿病で手がしびれるのか?
血液中の糖分(血糖値)が高い状態が続くと、全身の細い血管がダメージを受け、神経に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなります。さらに、糖代謝の異常によって生じた有害物質が直接神経を傷つけることもあります。
これを「末梢神経障害」と呼び、糖尿病の三大合併症の中で最も早く現れると言われています。
糖尿病性のしびれの特徴
糖尿病によるしびれには、以下のような特徴があります。
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左右対称に現れる: 片方だけではなく、両足や両手の先に症状が出ることが多いです。
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「靴下・手袋型」: 足の指先から始まり、靴下を履く範囲、あるいは手袋をはめる範囲に症状が広がります。
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感覚が鈍くなる: しびれだけでなく、痛みを感じにくくなったり、足の裏に紙が張り付いているような違和感を覚えたりします。
糖尿病についてもっと知りたい方はこちら:当院の糖尿病内科について
循環器内科の視点から見る「しびれ」の原因
しびれの原因は、血糖値の問題だけではありません。心臓や血管の専門家である「循環器内科」の視点では、「血流不足」によるしびれを考慮する必要があります。
血管の詰まりによるしびれ(閉塞性動脈硬化症)
足の血管が動脈硬化によって狭くなったり、詰まったりする病気です。
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症状: 歩くと足がしびれたり痛んだりし、休むと改善する(間欠性跛行)。
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リスク: 糖尿病や高血圧の方は動脈硬化が進みやすいため、特に注意が必要です。
血流不全としびれ
血管が細くなると、末端まで血液が届かなくなります。すると、神経が酸素不足に陥り、しびれや冷えを感じるようになります。これは単なる「冷え性」と勘違いされやすいですが、実は血管のトラブルが隠れているサインなのです。
循環器内科では、心臓の機能や全身の血管の状態を確認することで、「そのしびれがどこから来ているのか」を正確に見極めます。
【セルフチェック】受診を検討すべき「危険なしびれ」のサイン
ご自身の症状が「今すぐ受診すべきもの」かどうか、以下のチェックリストで確認してみましょう。
| ⬜︎ | 足の先がピリピリ、ジンジンと痛む |
| ⬜︎ | 足の感覚が鈍く、厚手の靴下を履いているような感覚がある |
| ⬜︎ | 手指の先がしびれて、細かいボタン留めなどがしにくい |
| ⬜︎ | 歩くとふくらはぎが痛くなり、休むと楽になる |
| ⬜︎ | 常に足が冷たく、色が血色が悪い |
| ⬜︎ | 過去の健診で血糖値や血圧の高さを指摘されたことがある |
1つでも当てはまる場合は、早めの受診をお勧めします。 「まだ我慢できるから」と放置すると、神経の損傷が回復不能になったり、足の壊疽(えそ)につながったりするリスクがあります。
第二服部医院での「しびれ」の診断と治療
江東区の第二服部医院では、手足のしびれに対して、糖尿病内科と循環器内科の両側面から総合的なアプローチを行います。
患者様に寄り添うカウンセリング
私たちは、患者様が抱える「このしびれは治るの?」「何が原因なの?」という不安を解消することを第一に考えています。まずはいつから、どのような時にしびれるのか、詳しくお話を伺います。
専門的な検査体制
院内では、血糖値やヘモグロビンA1cの迅速測定に加え、血管の硬さや詰まり具合を調べる「血圧脈波検査(ABI検査)」などを行うことが可能です。
糖尿病・循環器の両面からの治療
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血糖コントロール: 糖尿病が原因であれば、食事療法、運動療法、薬物療法を組み合わせ、神経障害の進行を食い止めます。
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血流改善: 血管の問題であれば、血液をサラサラにするお薬や血管を広げる治療を検討します。
当院は木場駅・東陽町駅から徒歩圏内(徒歩3分)に位置しており、お仕事帰りや買い物ついでにも通いやすい環境を整えています。
まとめ:江東区で手足のしびれを感じたら早めの相談を
手足のしびれは、体が発する「大切な警告」です。 特に糖尿病や循環器疾患が原因の場合、早期に対処すれば進行を抑えることができますが、放置すればそれだけリスクは高まります。
「こんな些細なことで……」と遠慮する必要はありません。 江東区にお住まいの方、東陽・木場エリアをご利用の方は、ぜひ一度、第二服部医院へご相談ください。
あなたの不安を安心に変えるために、スタッフ一同、優しく丁寧にサポートいたします。
記事執筆者
第二服部医院 院長 宮内 隆政
略歴
- 平成21年 東邦大学医学部医学科 卒業
- 平成21年〜 東邦大学医療センター佐倉病院
- 平成23年〜 東邦大学医療センター 腎臓内科(都立墨東病院救急・救命センター、国立病院機構東京病院 呼吸器科で研修)
- 平成24年〜 東京ベイ浦安市川医療センター 総合内科
- 平成26年〜 東京ベイ浦安市川医療センター 腎臓・糖尿病内分泌科
- 平成27年〜 聖路加国際病院 腎臓内科
- 平成30年〜 Cedars Sinai Medical Center
- 令和1年〜令和2年 ユアクリニック秋葉原
- 令和1年〜 聖マリアンナ医科大学病院 腎臓高血圧内科 登録医
所属学会
日本内科学会、日本プライマリケア学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本臨床腎移植学会、日本高血圧学会、外来小児科学会、米国内科学会、米国腎臓学会、国際腎臓学会
資格
- 総合内科専門医
- 腎臓専門医
- 透析専門医
- 日本プライマリケア学会認定医
