メニュー

糖尿病になりやすい生活習慣とは?改善のヒントを解説

[2025.12.12]

糖尿病リスクを指摘されて不安な方へ

健康診断で「血糖が高め」「HbA1cが基準値を超えている」と言われ、急に不安になったという方は多いのではないでしょうか。糖尿病は初期に自覚症状がほとんどないため、「自分は大丈夫だろうか」「何を改善したらよいのか分からない」と戸惑う声をよく耳にします。

この記事では、日本糖尿病学会・厚生労働省・WHOなど信頼できる公的機関の情報をもとに、糖尿病になりやすい生活習慣とその改善方法を分かりやすく解説します。小さな生活改善でも血糖値の安定に役立つことが分かっており、今日から取り組める内容をまとめています。

糖尿病になりやすい生活習慣

日本で最も多い2型糖尿病は、遺伝的要因に加えて生活習慣が大きく関係します。特に以下のような習慣が積み重なると、糖尿病のリスクが高まります。

  • 食べすぎ、間食の習慣
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • 喫煙
  • 過度の飲酒
  • ストレスの蓄積

これらが続くと内臓脂肪が増え、インスリンという血糖を下げるホルモンが効きにくくなります(インスリン抵抗性)。結果として血糖が上がりやすい状態になり、高血糖が続くと目・腎臓・神経などに合併症が進む可能性があります。厚生労働省も生活習慣の見直しを早期から行う重要性を示しています。

生活習慣が健康に与える影響

生活習慣の乱れが続くと、次のような変化が起こりやすくなります。

  • 内臓脂肪が増える
  • 血糖値やHbA1cが上昇する
  • 中性脂肪やLDLコレステロールが増える
  • 血圧が上昇し、動脈硬化が進む

これらは自覚症状がほとんどなく進むため、「気づいた時には数値が大きく悪化していた」というケースも少なくありません。生活習慣改善は、今すぐ取り組める確実な予防策といえます。

糖尿病予防の仕組み

生活習慣の改善は、糖尿病予防に確かな効果があることが国内外の研究で示されています。食事量を調整したり運動を取り入れることで内臓脂肪が減少し、インスリンが働きやすくなります。

WHOや国際的な研究では、運動や食事改善などの生活習慣改善により2型糖尿病の発症リスクが有意に低下すると報告されています。研究により数値は異なりますが、生活習慣が予防に大きく影響することは共通しています。

各ガイドラインが推奨する予防策

  • 日本糖尿病学会:食事療法と運動療法が基本
  • 厚生労働省:体重管理・バランスのよい食事・禁煙・節酒
  • WHO:健康的食事、身体活動、体重維持、禁煙

これらからも「生活習慣を整えることの重要性」は明確であり、医療機関でも最初に取り組む方法として推奨されています。

具体的な改善方法

食事の改善

  • 主食・主菜・副菜をそろえた食事を意識する
  • 白米、パン、麺類の量を適正に(食べ過ぎに注意)
  • 野菜、海藻、きのこ、豆類を積極的に摂る
  • 清涼飲料水や甘いお菓子を控える
  • ゆっくりよく噛んで食べる

日本糖尿病学会では「体重を減らすことが血糖改善につながる」とされており、体重の数%減少でも効果がみられるケースが報告されています。

運動習慣

  • 早歩きなどの中強度の運動を週150分
  • 1日30分を5日、または15分×2回など小分けでも可
  • スクワットなどの軽い筋トレを週2回

厚生労働省や研究報告では、有酸素運動を継続するとインスリンの働きが改善することが示されています。

検査・自己管理

  • 定期的に空腹時血糖、HbA1cを確認
  • 体重、腹囲、血圧も記録して変化を見る
  • 改善の実感がモチベーション維持につながる

運動や改善の強度の目安

運動は「息が弾むが会話ができる程度」が中強度の目安

  • 筋トレは10〜20回を目安に無理のない範囲で

高血圧、脂質異常、腎疾患、心疾患などがある場合は医師と相談のうえ行う

生活習慣改善は続けることが何より大切です。無理なく取り組み、継続できる方法を選びましょう。

注意すべき症状や受診の目安

取り組み中に次の症状が現れた場合は、無理をせず医療機関に相談してください。

  • めまい
  • 動悸
  • 胸の痛み
  • 息切れ
  • 強い疲労

また、食事制限が過剰で低血糖(ふるえ、冷汗)が起きる場合も注意が必要です。

以下に当てはまる場合は専門医に相談しましょう。

  • HbA1cが6.5%以上
  • 空腹時血糖が126mg/dL以上
  • 足のしびれ、視力低下、むくみ
  • 急な体重減少

これらは糖尿病やその合併症の可能性があるため、早めの評価が必要です。

江東区東陽・木場駅周辺で糖尿病が心配な方へ

江東区東陽・木場駅周辺で「血糖値が心配」「健診で指摘された」「生活習慣をどう改善すればよいか知りたい」という方は、第二服部医院へご相談ください。

当院では、HbA1cを含む血液検査、生活習慣のカウンセリング、食事・運動のアドバイス、必要な治療まで、患者さん一人ひとりに合わせたサポートを行っています。

生活習慣の改善は一人では続けにくいものです。当院は無理なく取り組める方法をご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。


まとめ

糖尿病になりやすい生活習慣は誰にでも起こり得ますが、食事・運動・睡眠・体重管理など、できる範囲で見直すことでリスクは大きく下げられます。 健診で数値を指摘された方や不安を抱えている方は、早めに医療機関に相談することで安心して改善へ進むことができます。

第二服部医院は、江東区東陽・木場駅周辺の地域の皆さまの健康維持を支えるパートナーとして、丁寧にサポートいたします。

記事執筆者

第二服部医院 院長 宮内 隆政

略歴

  • 平成21年 東邦大学医学部医学科 卒業
  • 平成21年〜 東邦大学医療センター佐倉病院
  • 平成23年〜 東邦大学医療センター 腎臓内科(都立墨東病院救急・救命センター、国立病院機構東京病院 呼吸器科で研修)
  • 平成24年〜 東京ベイ浦安市川医療センター 総合内科
  • 平成26年〜 東京ベイ浦安市川医療センター 腎臓・糖尿病内分泌科
  • 平成27年〜 聖路加国際病院 腎臓内科
  • 平成30年〜 Cedars Sinai Medical Center
  • 令和1年〜令和2年 ユアクリニック秋葉原
  • 令和1年〜 聖マリアンナ医科大学病院 腎臓高血圧内科 登録医

所属学会
日本内科学会、日本プライマリケア学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本臨床腎移植学会、日本高血圧学会、外来小児科学会、米国内科学会、米国腎臓学会、国際腎臓学会

資格

  • 総合内科専門医
  • 腎臓専門医
  • 透析専門医
  • 日本プライマリケア学会認定医
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

AIチャットに質問