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院長ブログ

帯状疱疹はやっぱり痛いです。。ワクチンでできる予防を。(2021.09.23更新)

Q:帯状疱疹ってどんな症状なのでしょうか?

A:水疱(水ぶくれ)を伴う発疹が、帯状に出現してきます。強い痛みを伴うことが多く(発疹に先行して出る場合も多い)、症状は3~4週間ほど続きます。胸や背中に出ることが多いですが、顔や腕や臀部などにも出現します。

 

 

Q:何故帯状疱疹になるのでしょうか?

A:原因ウイルスは水痘帯状疱疹ウイルスです。このウイルスに感染すると初回は水ぼうそうとして発症し神経に潜伏感染します。これが、年齢を重ねたり、ストレスの負荷などで免疫が低下することでウイルスが活性化して帯状疱疹として出てきます。

日本人の9割以上がこのウイルスに罹患しているので、ほとんどの人が発症するリスクがあることがわかります。

Q:帯状疱疹にかかりやすい時は?

A:まず一つは加齢です。

50歳をすぎると帯状疱疹にかかるリスクが急激に高くなります。80歳までに3人に1人が帯状疱疹になると言われています。

後にも述べまずが、帯状疱疹は症状によっては非常に生活に支障が出るものです。

また、免疫力の低下でも生じます。

ストレスや疲労などや免疫抑制剤内服している患者さんや抗がん剤治療中の患者さんも発症のリスクとなります。

 

Q:帯状疱疹の合併症って何があるの?

A:大きなものとしては、帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、何ヶ月、時には何年もつらい痛みが残ってしまう帯状疱疹後神経痛(PNH)になる可能性があります。約2割の患者さんが、PHNに移行するといわれています。

そのほかに顔面の帯状疱疹の場合には、角膜炎などによる視力低下、失明のリスクや、難聴、耳鳴り、めまいなどの合併症が出るリスクがあります。

 

Q:帯状疱疹の治療は?

A:抗ウイルス薬による治療行います。内服薬は発症早期に治療を開始するほど、PNH移行も少なく、効果も期待できます。薬剤の種類は患者さんとも相談します。

 

Q:帯状疱疹を予防する方法はあるの?

帯状疱疹を予防するためにワクチンがあります。

ワクチンは生ワクチンと不活化ワクチンにわかれます。各ワクチンの特徴は下記になります。

  水痘ワクチン シングリックス®︎
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
対象年齢 50歳以上 50歳以上
接種回数 1回 2回(1回目接種後2ヶ月目に2回目、遅くとも6ヶ月後までに)
持続期間 3〜11年 9年以上
予防効果 50〜60%

90%以上

料金 6600円(税込) 21000円(税込)
長所

1回で済む

値段が安い

免疫抑制剤使用中などの患者にも使える。

予防効果・持続期間の上でも優位

短所

免疫抑制剤内服などの患者には使用できない

持続期間が短い

注射が痛い

2回接種が必要

値段が高い

 

 

Q:帯状疱疹は人にうつりますか?

帯状疱疹は体内に潜伏しているウィルスが原因で発症するため、他の人から帯状疱疹として感染する事はないと考えられています。

ただ、まだ水痘にかかったことがない人は、帯状疱疹の患者さんから伝染して水痘として発症することがあります。

 

個人的には、金銭の負担という点で発生はしてしまうが、予防効果の高いシングリックスのワクチン接種を推奨しています。

もし、相談したい場合はぜひご相談してください!

なるべく、帯状疱疹の痛みがない50代以降の幸せな生活を過ごせるようにと思っています!

 

文責:総合内科専門医 宮内

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