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睡眠時無呼吸症候群の検査受けてみませんか?

[2021.08.29]

睡眠時無呼吸症候群と聞くとギョッとしてしまう人も多いのではないだろうか?

しかし、睡眠時無呼吸症候群は健常人と比べSAS患者さんでは高血圧は2倍、虚血性心疾患は3倍、脳血管疾患は4倍、糖尿病は1.5倍発症する可能性が高いと報告されています。なので、早期に発見して治療することは重要になります。

 

まずは相談を!

自分はそんなことない、でも家族にいびきを指摘されることが多いな、日中の集中力が続かないなというときには、まずはセルフチェックをしてみることが重要です。

ESS(Epworth Sleepness Scale)を用いて、まずは自分の状態を把握します(ESS計算のリンクはこちら)。

睡眠時無呼吸症候群が怪しいなと思ったり、検査をしてみたいなと思ったらぜひ受診をしてみて下さい。

保険診療で検査・治療を行うことが可能です。

 

*来院後の流れに関しては下記のようになります。

① まず、問診票を記載していただき、外来診療を受けていただきます。このときにESSを事前に行っていれば何点か教えて下さい。


②  医師の診察で、検査が必要と認めた場合、当院より検査機器会社に依頼をします(当院では帝人に依頼をしています)。その際に、書類を記載していただきます。*睡眠時無呼吸症候群の簡易検査

③ 検査機器会社よりご自宅に検査機器が届きます。

④ 検査を実施し、終了後に検査機器を検査機器会社に返却します。

⑤ 検査結果解析(約1〜2週間程度お時間をいただきます)→医療機関に結果が送られてきます。

⑥ 再度来院していただき、医師より結果説明をします。

 

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査の費用は、3割負担で2700円程度、2割負担で1800円程度です。ただし診察料(初診料・再診料等)が別途発生しますのでご注意ください

 

簡易検査は下記のように行います。

 

結果説明の際は、AHI(Apnea Hypopnea Index)という睡眠1時間あたりの「無呼吸」と「低呼吸」の合計回数の数値で下記のように追加検査の必要性や治療を検討していきます。

まずは、検査を受けて自分の状態を把握することが非常に大切です!

ぜひ、気軽に相談して下さい。

 

文責:総合内科専門医 宮内

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