インフルエンザワクチンについて(2026年度)
インフルエンザワクチンについて(2026年度)
1:いつから接種できますか?
2:予約しなくちゃいけないの?
3:接種量は赤ちゃんと大人は同じですか?
4:接種回数はどうなりますか?
5:接種費用はいくらですか?
6:今年(2026年)のインフルエンザワクチンの対応しているものは?
7:経鼻ワクチンはありますか?
8:高齢者向けの高用量ワクチンはありますか?
9:接種にあたっての注意事項は?
10:妊娠中や、妊娠を希望していてもワクチンを接種できますか?
11:インフルエンザワクチン接種にあたって、注意すべき副反応(有害事象)とその対処方法について教えてください。また、よりよい接種の方法はありますか?
12:出張インフルエンザはしてもらえますか?
インフルエンザワクチン接種について少しお話していきます。
2026年は例年より早く、8月下旬の時点ですでに全国的にインフルエンザが「流行期」に入っています。統計を取り始めた1999年以降でも2番目に早いペースでの流行入りとなっており、残暑の中で発熱される方も増えてきました。今シーズンは例年以上に、早めのワクチン接種をご検討いただくことをお勧めします。
いつから接種できますか?
インフルエンザワクチン(注射)は9月14日(月)から接種を開始します。
公費(江東区の助成)による接種は10月1日(木)からとなります。
フルミスト(経鼻ワクチン)は9月29日(火)から接種を開始します。フルミストの公費(助成)も10月からの開始です。
コロナワクチンとの同時接種は可能です。間隔に関しても特にありません。
輸入ワクチンは49歳までは可能です。
予約しなくちゃいけないの?
予約(予約ページ)していただけると助かりますが、予約が使えない方もいますので直接来院した方にも接種をいたします。 しかし、直接来院が多い場合にはお断りさせていただく場合もあります。
接種量は赤ちゃんと大人は同じですか?
接種量に関しては下記のようになります。
- 6ヶ月~3歳未満・・0.25ml
- 3歳以上~ ・・・・0.5ml
接種回数はどうなりますか?
日本では下記になります。
- 13歳以上 ・・・・・1回または2回
- 6ヶ月~13歳未満・・2回 (受験生は2回接種をお勧めしています)
海外では、 WHO(世界保健機関)や米国では、生後6か月~8歳まで(9歳未満)が初めて接種を受ける場合は2回接種ですが、翌年からは毎年1回の接種を続けるよう勧めています。
9歳以上は初年度から毎年1回接種です。 この回数にするかは患者さんと相談して行わせてください。
接種費用はいくらですか?
昨年度から料金の変更はありません。
0.25ml投与:2500円/回
0.5ml投与:3300円/回です。
*助成に関して:期間は令和8年10月1日~令和9年1月31日の間です!
小児の助成
小児の方は、下記のような扱いになります(江東区ホームページ参照)。
接種日時点で、生後6か月から高校3年生相当で江東区に住民票のある方
(注釈)生後6か月になる日の前日から接種可能です。
助成の回数
インフルエンザ予防接種(注射)
生後6か月~13歳未満(一人2回まで)2~4週の間隔で2回接種できます。(1回あたり2,000円)
13歳~高校3年生相当(一人1回)(1回あたり2,000円)
フルミスト(経鼻ワクチン)
2歳~高校3年生相当
助成額
インフルエンザ予防接種(注射)
2,000円助成(1回あたり)
フルミスト(経鼻ワクチン)
4,000円助成(1回あたり)
高齢者の助成
高齢者の方は、下記のような扱いになります(江東区ホームページ参照)。
・75歳以上・・・無料
・60歳~74歳・・・2,500円
今年(2026年)のインフルエンザワクチンの対応しているものは?
2026/27シーズンワクチン株:A型が2種類、B型が1種類の3価ワクチンです。国内で流行しているウイルスの型に合わせて、毎年株が選定されています。
A型株
A/Switzerland(スイス)/6849/2025(IVR-278)(H1N1) A/Michigan(ミシガン)/105/2025(SAN-049A)(H3N2)
B型株
B/Tokyo(東京)/EIS13-175/2025(ビクトリア系統)
経鼻ワクチンはありますか?
今年度も当院ではフルミストをご用意しております。
詳細はこちらに記載しています。
経鼻ワクチンはフルミストというワクチンになります。これは、鼻スプレー型のインフルエンザワクチンです。 一般的なインフルエンザワクチンは注射で多少の痛みはありますが、鼻からのワクチンは痛くありません。 通常インフルエンザがかかる場所である鼻~のどにかけて免疫反応を起こして、体内に侵入しないよう鼻に抗体(バリア)をつくります。 このため長期間効果が続き、一般的なワクチンよりもインフルエンザにかかるのを防いでくれます。
対象年齢は2歳から18歳までです。原則1回の接種となります。
値段は昨年度から変更ありません。
大人ワクチン:9500円/回です。
国産ワクチン:8000円/回です。
ぜひ、注射嫌いの方などは接種を検討して下さい!
今年度も
フルミスト(経鼻ワクチン)
4,000円助成(1回あたり)
高齢者向けの高用量ワクチンはありますか?
高齢の方は免疫反応が弱くなりやすいため、通常より抗原量を増やした「高用量インフルエンザワクチン(エフルエルダ筋注)」が国内でも承認されています。
しかし2026/27シーズンについては発売時期が変更となったため、当院では今シーズンの高用量ワクチンの取り扱いは見送りとさせていただきます。
高齢の方には、従来のインフルエンザHAワクチンでの接種をご案内いたします。ご了承ください。
接種にあたっての注意事項は?
- 各時間帯の終了15分前までに受付をお済ませください。
- 中学生以下の方は母子手帳をお持ちください。 また、必ず責任のとれる保護者同伴で来院してください。
- 妊娠中の方も予防接種を受けられます。
- 以下の方は予防接種ができません。
- 接種当日の体温が37.5℃以上の方
- 重篤な卵アレルギーのある方(現在日常的に卵成分の含まれる食品を摂取していれば大丈夫です)
その他インフルエンザに関する情報は、厚生労働省が掲載しているインフルエンザQ&Aをご参照ください。 成人の方には「予防接種済証」を無料で発行しております。
・コロナワクチンとの接種間隔は、フルミストに関しては2週間あけていただく形でお願いしております。
妊娠中や、妊娠を希望していてもワクチンを接種できますか?
妊娠中は普段と比べて感染症にかかりやすい状態となっており、また感染した場合も重症化する傾向が報告されています。 さらに母体の感染による胎児へのリスク増加も報告されていますので、世界的にも積極的なワクチン接種が勧められています。
インフルエンザワクチン接種にあたって、注意すべき副反応(有害事象)とその対処方法について教えてください。また、よりよい接種の方法はありますか?
インフルエンザワクチン接種後の主な副反応は、接種局所の発赤や腫脹が接種翌日に認められることが多いです。 接種した部位の熱感や発赤が強い時には、冷湿布を行います。 硬結は次第に小さくなります。
また発熱時の対応は一般的処置として冷却、必要に応じてアセトアミノフェン等の解熱剤を投与します。
出張インフルエンザはしてもらえますか?
会社単位や学校単位での相談など、まずは、公式LINEや電話(03-6666-4756)でお問い合わせください。 当院の昼休憩の時間帯で訪問など検討いたします。
文責:総合内科専門医 宮内
