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RSウイルスワクチンのアブリスボについて。

[2024.07.03]

2024年5月31日にRSウイルスに対する母子免疫ワクチンの「アブリスボ」が発売されました。

当院でも採用しておりますので、ぜひ接種検討ください!

 

アブリスボの効果:

妊婦への能動免疫による新生児及び乳児におけるRSウイルスを原因とする下気道疾患の予防

60歳以上の者におけるRSウイルスによる感染症の予防

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妊婦さんに接種することのメリット

母体の免疫を通じて胎児に抗体を移行させ、生後6か月間の最もリスクの高い時期にRSウイルス感染症から新生児を守ることができる

上のグラフでもわかるように、打たないプラセボ群に比べてRSウイルスによる肺炎の累積発生率の著明な減少につながっていることがわかる。

下記はRSウイルスワクチンに関しての各学会の考え方になる。

日本小児科学会の考え方

日本産婦人科学会の考え方

 

 

● 接種量および回数
〔妊婦への能動免疫による新生児及び乳児におけるRSウイルスを原因とする下気道疾患の予防の場合〕

妊娠24~36週の妊婦に、1回0.5mLを筋肉内に接種します。

○ 妊娠28~36週に接種した場合に有効性がより高い傾向が認められています。

〔60歳以上の者におけるRSウイルスによる感染症の予防の場合〕

1回0.5mLを筋肉内に接種します。

 

アブリスボ接種の値段:

31000円(税込)

 

新規のワクチンになりますが、ぜひ、接種をご検討ください。

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